歌おうぜ!

高い声でも自由に歌いたい、歌が上手くなりたい、憧れのボーカルのように歌いたい、声の悩みや発声方法、そしてミックスボイスについての情報を発信しています

ミックスボイス発声のための息の使い方!効率のよい息の声化とは?腹式呼吸の嘘とは?

ミックスボイスと息の関わり、息の使い方を知る

2021年12月9日

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ミックスボイス発声するために

声と息との関係は重要なポイントです

 

高い音域の発声や

複雑なフレーズを

歌いこなすには

莫大な量の息が必要

このように思っていませんか?

 

ですがこれは誤った認識です

テンポの速い曲や

メロディーによっては

ブレスポイントも一瞬です

 

その一瞬で次のブレスポイントまで

必要な息を確保する

これは腹式呼吸呼吸で

大量の息を確保するなんて

単純な事では対応できません

 

・息は無駄に使わない!

・効率よく声に変える!

・高音域の発声に大量の息は必要無い!

 

この記事では声と息の関わり

ミックスボイス発声と息について

解説していきます

 

このブログはこんな人が書いています

HM/HRジャンルの楽曲を愛する

シンガーのタカキと申します

歌唱音域は3オクターブ以上

ミックスボイスや高音域の発生について

情報発信をしています!

 

歌ってみた動画

歌おうぜ! - YouTube

 

スマホアプリ「カラスタ」

ユーザー名

歌おうぜ@タカキ

 

 

 

 

 

・息は効率的に声に換えろ

声を出すためのエネルギーとは

ズバリ息です

 

人間は息を声帯に通し

声帯を振動させ発声します

 

言い換えてみれば

これは息と声を交換している

ということになります

 

なので交換率が高い方が

歌うための発声には

必ず良い結果になります

 

効率よく息を使う方法を学び

無駄に息を消費しない

発声を学ぶために

このブログをご活用下さい

 

ではどうすれば

息を効率的に声に交換できるのか?

ポイントになってくるのが

声帯閉鎖と声の響き(共鳴)です!

 

重要なポイント

・声の材料は息

・息を効率よく声に交換(変換)する

・声帯の閉鎖と声の共鳴が重要

 

 

 

 

・息は流さず留め置け

息を効率よく使うために

まず意識するべき事は

息を流さない事です

 

これに必要な技術は

皆さんがよく知っている

声帯閉鎖の技術です

 

声帯閉鎖について

正しく理解できていますか?

自信のない方はコチラを

参照してください

声帯閉鎖と喉締めの違いは? 正しいミックスボイス発声は喉仏を引きあげる! - 歌おうぜ!

 

重要なポイント!

・息は流さず留め置く

・声帯閉鎖の技術が重要

 

 

 

 

・共鳴を駆使して声を響かせる3つのポイント

声帯閉鎖が正しくなされたなら

次は声を共鳴させ倍音豊かな

発声を目指しましょう

 

声を響かせる事で

少ない息量でも

大きな音量を得る

こんな歌い方が可能になります

 

響きのある発声をするポイントは3つ

「共鳴空間を広く取る」

「余計な力は使わない」

「しゃべり声を使わない」

この3つのポイントを意識しましょう

順番に解説します

 

 

重要なポイント

・声を響かせ息を効率よく声に変える

・響きを得る空間を広く確保する

・しゃべる声では歌わない

 

 

 

・共鳴空間を広く取る

まずは共鳴空間を確認しましょう

意識する場所は3つあります

1つ目は「鼻腔」

2つ目は「口腔」

3つ目は「咽頭

 

この3つの空間を駆使して

声を響かせます

 

発声の練習としては

鼻腔から順番に響きを取る練習を

する事と思いますが

最終的にはこの3つの空間と

頭全体から胸にかけて響いている

このぐらいまでの共鳴感覚が必要です!

 

 

 

 

・余計な力は使わない

ミックスボイスの発声に

必要以上の力みは悪い効果を

もたらします!

 

ですが完全に脱力しても

良い声の発声できません

 

それではどのような

「力の使い方」が要求されるのか?

 

それはこの2つです

「声帯の閉鎖を維持する」

「声帯の伸展、緊張を維持する」

 

ミックスボイスの発声は

声帯を閉鎖し伸展、緊張させる事で

成立しています!

 

これを維持するだけの

力を加えれば充分なのですが

高音域ほど声帯は薄く伸ばされ

ブレイクしやすくなります

 

B'zやONE OK ROCKのような

高音域でも力強い発声は

必要な呼気量も多くなり

声帯にかかる圧力も大きくなります

 

声帯をブレイクさせずに

できる限りの圧力を

声帯に負荷させる

しかも最小限の力で

 

この感覚を掴む練習を

繰り返し行いましょう

 

 

 

 

・綺麗な共鳴を得るために、しゃべり声から脱却しよう

共鳴を綺麗に力強く取るために

最も重要な事は

「しゃべる声では歌わない」

これにつきます!

 

高音域が裏声っぽいとか

お悩みの場合

原因はほとんど

ここにあります

 

歌で使う発声

特にミックスボイスは

ヘッドボイスを主体とした

発声技術です

 

ですがヘッドボイスで

歌っているつもりでも

しゃべり声の影響は

なかなか取れません

 

私自身もしゃべり声の要素が

完全になくなるまで

時間がかかりました

 

ミックスボイスは

しゃべる時に使っている声に

プラスαする発声ではないのです

ヘッドボイスを主体として

低音域から高音域までを

同じような声質で歌う技術です

 

そこにエッジボイスなどの

要素が加わり、まるで地声の様な

声質を歌声にもたらす

歌うための発声技術なのです

この技術を習得するために

 

ヘッドボイスの発声で

なるべく低音域を

綺麗に!

繊細に!

豊かに!

響かせる練習をしてください

 

 

 

 

・高音域の発声に腹式呼吸は必要ない

私は常々

高音域の発声及び

ミックスボイスに

腹式呼吸は必要無い

このような発信をしています

 

それは大量の息を声帯に

押しあて高音域を力づくで

発声する「張上げ発声」は

喉に莫大な負担をかけ

歌どころか日常の会話すら

支障をきたすような

損傷をもたらす危険性すら

あるからです

 

張上げ発声は

安易な発声方法です

少ない練習でも

ある程度の高さの

音を発声できます

 

ですがそれは

皆さんが望むような

高音域にはとうてい

到達しませんし

 

歌にたいして

より深い絶望を感じて

歌うことを諦めてしまう

かもしれません

 

できる限り

このような事態は

避けて欲しい

このように願って

私が会得した発生技術を

お伝えさせていただきます

 

歌う事は

楽しいことです!

嬉しいことです!

 

発生の練習は辛いことも

多いと思います

ですが頑張って

自由な歌声を

手に入れてください

 

情報は出し惜しみません

私は歌う事の楽しみを

皆さんと分かち合いたい

こんな気持ちで

ブログタイトルをつけました

「歌おうぜ!」