歌おうぜ!

高い声でも自由に歌いたい、歌が上手くなりたい、憧れのボーカルのように歌いたい、声の悩みや発声方法、そしてミックスボイスについての情報を発信しています

ミックスボイスは共鳴で歌う

共鳴は裏声をミックスボイスに成長させる

今回は共鳴で歌う事について書いてみます

ミックスボイスについて調べると

鼻腔とか共鳴とかという言葉を目にしますね

さらに調べてみると

・共鳴できない

・鼻腔共鳴やり方

・鼻腔共鳴はもう古い

・共鳴に騙されるな

などなど・・・様々ですね

今回は私が共鳴感覚を養った方法や考え方

そして現在の歌唱方法について

できる限り分かりやすく書いてみます

まず!共鳴とは何だろう?

Wikipediaを見てみました

発音、発声にあっては発音体の振動がより大きな物体に共鳴する事で・・・ 

発音体が単独で出せる音より大きな音を得られると書いてあります

つまり共鳴とは音を増幅させる現象だと理解できます

ここでしっかりと認識して貰いたい事は

共鳴とは発声するための技術ではなく

発声した声を増幅させるための技術だ!

と言うことです

そして発声した声の響せ方

[共鳴のさせ方]によって

得られる声色が変わったり

声質が変わったりします

高い声を鋭く響かせたり

高い声を強く響かせたり

共鳴のさせ方[響かせ方]によって

様々な響きの声を手に入れられます

そしてもう一つ大切な効果があります

共鳴が音を増幅させる現象なら

小さく鳴らした音が

大きく聞こえると言う事

つまり!

少ないエネルギーで歌える

喉や声帯に負担をかけにくい

歌い方ができると言うことです

何時間も何曲も歌っても枯れにくい声を

手に入れられます

共鳴で歌うための練習方法

まずはどこで共鳴させるか?

簡単に共鳴を体感できる方法があります

それは[ハミング]です

ハミングで共鳴している場所は

鼻腔と呼ばれる空間です

ハミングをすれば誰もが鼻腔共鳴の感覚を

体感できます

しっかりと声帯閉鎖を行い

ヘッドボイスが発声できれば

それも共鳴での発声になります

ここまでのお話は声区結合の中でも

お話をしましたが、もう一つの共鳴空間に

ついてもここで説明しておきます

 

それは口腔の空間です

主にチェストボイスを発声する時に

共鳴させる事が多い場所です

口腔の共鳴は意識している人が少ないかも

しれませんが、実はとても重要です

もうお気づきになった方もいらっしゃると

思いますが

鼻腔と口腔は同時に共鳴させる事もできます

ヘッドボイスやミドルボイスで鳴らす箇所と

ミドルボイスやチェストボイスで鳴らす箇所を同時に共鳴させる事ができるのです

つまりヘッドボイスからチェストボイスまで

同じ様な声質や声色を得られたり

ヘッドボイスを強く響かせたり

チェストボイスを軽く響かせたり

様々な発声が表現できるようになります

これこそが

声区融合の状態です

私もこの状態に至るまでに様々な練習を

しましたが、効果的のあった練習は

ミドルボイスをチェストボイスに落とし込み

同じ様な響きを得る練習と

チェストボイスのフォームを崩さないように

ミドル→ヘッドと音域を上げていく練習です

具体的には鼻腔と口腔を同時に共鳴させながら声帯をヘッドボイスが発声できる形にする

もしくはあらかじめ声帯を引き伸ばした状態でチェストの音域を発声をして音域を上げていくという事です

この共鳴での歌唱方法を習得してからは

本当に色々な声が出せるようになり

音程の上下も楽に行えるようになりました

皆さんも共鳴で歌うという事に是非挑戦してみて下さい

 

You tubeでブログ記事の解説をしたり歌ったりしています

https://www.youtube.com/channel/UCgI3OAR37_Jd38TyW6v4-Gg?view_as=subscriber

 

Twitterで発声やミックスボイスについて情報発信しています

 https://twitter.com/offiymixvoice?s=09

 

スマホアプリ[カラスタ]で歌っています
https://karasta.net/profile/op90590462