歌おうぜ!

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ミックスボイスの嘘とホント 体験談から暴く本当の事

ミックスボイスの嘘とホント

嘘つきのイラスト

巷ではミックスボイスにの情報が溢れています

真偽のわからない情報も多く発信されていて

「この情報を信じて練習したのに・・・」

誤った情報に振り回されてしまったり

年単位の時間を

誤った練習に使ってしまったり・・・

このような事態を避けるために

ミックスボイスや

ボイストレーニングについて

正しい知識を学んで下さい

この記事では私が10年以上の歳月を費やした

ボイストレーニング歴の経験から

ミックスボイスにまつわる嘘、ホントの

真実をお伝えします

 

 

 

 

 

            

ミックスボイスの嘘ホント!

Q:ミックスボイスは存在しない

A:嘘

理由

ミックスボイスは学説的にも公的にも

認められている発声方法です

声楽に関わる高名な先生達も

公式な論文を公表していたり

発声方法の理論や練習メソッドを指導したり

自身の歌を披露している先生方も大勢います

九州大学の李先生や

三重大学の弓場先生が代表的です

李先生の動画チャンネル

Lee VOICE【科学ボイトレ研究室】 - YouTube

 

弓場先生の公式HP

新発声法 YUBAメソッド 弓場 徹の公式ホームページ|弓場徹プロフィール

 

 

ミックスボイスは存在しないと

主張する人たちは

確固たる理由もエビデンス(証拠)

もなく、ただ否定している人もいる

存在しないではなく

「ミックスボイスができない」が

本当のところでしょうね

そのような技術も知識も未熟な人達の情報に

惑わされることなく

自身の歌声を披露し

その発声を理路整然と指導できる

良質な先生に皆さんは師事するべきです

そしてボイストレーニング

励んで貰いたいです

誤った情報に惑わされないようにしましょう

 

 

Q:ミックスボイスには腹式呼吸が必要だ

A:嘘

理由

ミックスボイスの発声に

腹式呼吸は必要ありません

そもそも歌唱時のブレスは

次のブレスポイントまでに

必要な分だけするどく口で吸うのが基本です

 

一流の歌手で歌いだす前に

大きく息を吸っている姿を

見たことがありますか?

酷いトレーナーになると

高音発声時には大きく息を吸って

その息を支えに等と・・・

めちゃくちゃを言い出します

腹式呼吸で大量の息を確保して

大量の息で発声する

これは張り上げ(Pull Up)声そのもので

ミックスボイスの発声とは

対極の発声方法にあたります

 

ただしいミックスボイス発声は

声帯が閉鎖された状態で

息が高率よく声化されています

腹式呼吸で吸い込んだ莫大な息をあてる

場所などありません

腹式呼吸を言い出すトレーナーは

発声の基礎さえ出来ていない人が

多いです注意しましょう

 

 

Q:ミックスボイスは切り替えて使う

A:嘘

理由

そろそろサビだ

ここはKeyが高いぞ!

ここでミックスボイスだーーーーー!

と切り替えるものではありません

低音域から高音域まで

統一感のある声で歌いたいのに

切り替えて声質変えてどうするの?

 

ミックスボイスは

低音域から高音域まで

統一感のある声質で歌える

発声方法です

Aメロ、Bメロは地声で歌って

Keyが高いサビは切り替える

こんな発声方法ではありません

ミックスボイスはいま現在の歌声に追加で

上乗せされるものではありません

ヘッドボイスを主軸に構築する

歌うための発声方法です

 

 

 

Q:ミックスボイスの習得にリップロールやタントリルが必要だ

A:嘘

理由

リップロールやタントリルは

準備運動には最適でしょう

でもミックスボイスの習得には

残念ながら繋がりません

ミックスボイスの習得には

声帯の使い方を学ぶ必要があります

残念ながら唇や舌をプルプルさせても

声帯の使い方は覚えられません

そしてリップロールは

唇を振動させるために

息を流す癖がつきやすいです

息が流れると効率的な

呼気の声化ができなくなります

下手なリップロールは

ミックスボイスの習得を遠ざけます

ちなみに筆者は・・・

リップロールが上手にできません

 

 

Q:ミックスボイスの練習にスケール練習やサイレン練習が有効だ

A:それだけじゃ不十分

ミックスボイスを扱っている動画でよく見られる

デモンストレーションのサイレンですが

(遠吠えみたいな発声で音域を上下する行為)

それを真似してサイレンを

一生懸命練習しても・・・

「スケール(音階)を

一生懸命練習しているのに

歌おうとすると

声がでないんです・・・」

こんな問い合わせを時々いただきます、

まぁ当たり前の事ですよね

 

たとえ話ですが

料理の達人がデモンストレーションで

キャベツの千切りを披露したとします

それを見た人が感動して

すごい料理人になりたいと思い

キャベツの千切りを猛練習します

そして

すごいスピードで千切りが

できるようになったとします

でもその人の料理の腕前はどうでしょう?

 

歌が上手くなりたいのなら

スケールやサイレンの練習ではなく

歌を歌いまくる、

そしてそれを録音して必ず聞き返す

これ以外にありません

スケールやサイレンはできるのに

歌えないと相談されてくる方の

音源を聞いてみると

声を張り上げている方ばかりです

単純な発声「アー」「ウー」等では

高い音域までたどり着けても

フレーズを歌う、歌詞を歌うとなると

対応できないのです

基本に戻り練習をやり直すことをお勧めします

基本とはヘッドボイスの発声練習と

ヘッドボイスの歌唱音域を

広げる練習のことです

 

 

Q:ミックスボイスは生まれ持った才能だ

A:もって生まれた才能で歌える人もいる

理由

生まれ持った才能で歌える人がいます

天然ミックスボイスなどと言われる人もいます

正直いってうらやましい!

 

天然のミックスボイスと言われるのは

この様な人たちです

ラルクアンシエルHydeさん

ガルネリウス:小野正利さん

 

私はまったく歌えなかったし

高い声なんて全然でなかったので

正直言ってうらやましい限りです

ですがミックスボイスの発声は

後天的に練習によっても習得できます

 

 

 

Q:1.2.3ですぐ出せるミックスボイスなどなど

A:嘘

理由

私はこの手の情報が大嫌いです

本当にできるのならば

皆さんが私のブログを

見に来ることもないわけで

この手の情報の発信者には

注目を集めたいという

浅はかな思惑しか感じられません

これだけは確実に言えます

「できたら苦労しないよね」

 

ですがなぜこの様なデマ情報が

YouTube等で数多く見られるのか?

それは皆さんが注目しやすいテーマだからです

ミックスボイスの発声には

何かコツがあって

それさえ知れば

すぐにできると思って

動画を多くの人が再生するから

どんどんデマが拡散していく

 

良質な情報を提供してくれる先生は

地味な事しか言っていません

・地道に練習しようとか

・練習方法の情報などなど

まことに残念なのですが

YouTubeでは地味で

インパクトも無いため

ほとんど拡散していませんね

 

 

 

Q:ミドルボイス、ヘッドボイス、チェストボイスと声区によって専用の発声方法がある

A:ちょっと違う

専用の発声と呼べるのは

ヘッドボイスだけです

ミドルボイスはヘッドボイスそのものです

チェストボイスもトレーニングが進むと

ヘッドボイスで発声します

声区が完全に融合すると

ミドルやチェストなどは音域(レジスター)を

指し示す言葉以外の意味はありません

 

 

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